人手不足など影響
　利用者が自ら給油するセルフ式ガソリンスタンドの増加が続いている。石油情報センターが7月26日発表したセルフ式の給油所数は全国2017年3月末現時点で9856カ所で前年比128カ所（1％）多い。
　人手不足を背景に定員の確保が難しいことや、スタンド間の価格競争の厳しさが影響のようだ。
セルフ式が全体に占める割合はとうとう31.3％と前年度比1.2ポイント増加した。
　やはり「給油所で働く人の確保が難しい。ガソリン販売は利幅が少なく、運営費を下げるためにセルフ化が進んでいる面もある」と考える。
セルフ式スタンドの販売はフルサービスの給油所に比べて安いことが多い。